どうも、マタキです。(@matak1fuku0ka)
僕自身AGAで20年ほど悩み苦しみ落ち武者のような頭を晒してまで生きる意味ってなんだろうって結構本気で考えていたのですが、これって実は無意味なんじゃないかなってふと先日思いました。
世の中を見渡せば、薄毛であってもコンプレックスとして扱わず自分の個性として受け入れて生きている方も大勢います。特に海外だとその傾向があるように感じます。
その原因ってなんだろうって個人的に思って考えて思いついたのは以下。
- 薄毛も個性で恥じる要素じゃない
- そもそも薄毛に悩んでいるような時間がモッタイナイ
- 薄毛をバカにしてくる人はこちらからサヨナラ
順番に解説していきます。
薄毛も個性で恥じる要素じゃない
日本ではまだまだ「みんなと同じ」であることが良いっていう価値観が根強いですよね。誰かがレールから外れて自分の道を突き進もうとするのをすごく嫌がる。
僕は高校を卒業してから直接アメリカの大学に進学してますが、県でも有名な進学校で学校の先生からはメチャクチャ嫌がられました。口では言わないものの日本の国公立や有名私立を受けてくれみたいなムードを全身から出すんですよね。
別に先生方が悪いって話じゃなくて単純にそういう文化なんだと思います。
けど、僕は特に何が学びたいというわけでもなかったので学部が選べなかったんですよ。だけど、日本の大学は学部を選ばないといけないじゃないですか?
このミスマッチを解消できるのが日本の大学に当時は見当たらなかったので、アメリカへ行くことにしたわけです。別にアメリカで何か特別なことをしてやろうとかそんな大それたことは思ってませんでした。
薄毛とは少し関係ないかもしれませんけど、根っこにあるのは同じことだと思ってます。
薄毛=カッコ悪いっていう設定を大多数の人が共有してるだけ。
それって誰が決めたんですか?僕はアップル製品を好きで使ってますが、製品をデザインされたジョナサン・アイブさんは見事なスキンヘッドですし、なんならスティーブ・ジョブズだって見事なまでにハゲてますけど、彼らをカッコ悪いって思う人っていないと思うんですよ。
ただ髪の毛が人より少ないか、ないって事実がそこにはあるだけです。
そもそも薄毛に悩んでいるような時間がモッタイナイ
僕の中学の先生でスキンヘッドの技術担当の先生がいたんですが、ハゲてました。でも、すごくカッコよくて生徒からも大人気だったんです。ハゲてるのに。
その先生は本当に技術が好きなんですが、何より歌手のミーシャが好きでパソコンの授業で視聴覚室を使う時は作業用BGMとしてミーシャを流してました。ちなみに公立中学です。公務員でこんな好き勝手する人がいるのかと驚きました。さらに、どんなに試験の点数が悪くても特別課題で答えを出せたら成績は5段回評価で5にするということまでやってました。もう一度言いますが、公立中学です。
もしかしたらハゲてることを悩んでいたのかもしれませんが、少なくとも僕の目にはそんな風には見えなかった。
それは、そんなことを気にするよりももっと楽しいと思えることがあったからじゃないないかと今は思っています。
薄毛をバカにしてくる人はこちらかサヨナラ
薄毛に限らずですが、そもそも人のコンプレックスをいじってマウントしてくる人となんて自分からサヨナラして問題ないです。
そんな人は相手の時間や尊厳を奪うことに関してそもそも罪悪感が決定的にかけてると思うので、戦略的撤退を選択すべき。
僕自身も会社で薄毛をいじってくる上司や同僚がいましたが、距離をとるようにしてました。
具体的には飲み会の類には参加しない。勤務時間外で飲みの誘いがあってもスルー。だってそんな契約を会社とは交わしてません。文句を言われる筋合いはないはず。
ついには面倒になったので異動しました。成果を出すのが仕事であって、社内で仲良しこよしするようなクラブ活動がしたいならしたい人だけでしてればいい。
そんな人に囲まれて働くのってストレスで余計に髪に悪そうじゃないですか?
こんなこと書いてると強靭なメンタルと思われそうですが、逆です。
強靭なメンタルじゃないから、なるべくメンタルに負荷がかからないようにしてきたらこうなりました。
あなたも薄毛であることをいじってくる人との人間関係に疲れた経験があるなら、そんな人間関係なんて捨てて大丈夫です。というか、捨てないとあなたが本当に望んでいる人間関係は得られないですよ。
僕たちが生涯で持てる人間関係は有限です。その限られたスペースに言い方は悪いですがゴミみたいな人間関係をキープしておく価値ってあるんでしょうか?
あなたの人生がショールームだとしたら、せっかくなら素敵なモノ(物・者)を並べたいと思うのが自然だと思います。
まとめ:薄毛問題は自分のメンタルが作り出した幻想かも
精神論ですが、世間で言われるあらゆるコンプレックスなんて所詮は僕たちが勝手にコンプレックスと定義しているだけで実は大した問題じゃないかもしれない。
そんなことに貴重な時間を使って人生を浪費するくらいなら、本当に自分が大好きなことを見つける努力をしてノイズになる人間関係はバッサバッサと切り捨てましょう。
その努力を放棄したらたとえ髪の毛がAGA治療で戻ったとしてもあなたの人生が元に戻るわけじゃないです。ただ髪の毛が増えた、というか髪の毛だけが元に戻っただけで人間的には成長してない。
そうは言っても、やっぱりAGAで狂った人生はAGAを克服することでしか元に戻せないんだ!という気持ちも痛いほどわかります。僕自身がそうだったので。そこで、僕が実際に1年間の試行錯誤の末にたどり着いた「AGAで狂わされた人生を元に戻した方法」を紹介しておきます。しっかりAGA治療には成功してるわけですが、AGAという谷底から人生を眺めてみて分かったこともあったよってことですね。