
やぁ、マタキです。(@matak1fuku0ka)
2020年も終わり振り返る人も多いと思う。僕も2020年の行動と結果を振り返ってみた。
一言で言って、種まきと収穫。
不謹慎と思われそうだけど、コロナのおかげでかなり成長できたというのが素直な感想。
新型コロナウイルスは2020年を語る上で外せないし、僕自信も少なからず影響を受けて生活は大きく変わった。
というか、変わらざるを得なかった…
進化論で有名なダーウィンは次のような言葉を遺していて心をえぐられた。
生き残る種とは、最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最もよく適応したものである
2020年をどう過ごしたかで、コロナ騒動が収まったあとの世界に適応できるかどうかが決まると言っても過言じゃない。
コロナの影響が日本にも及んでから、これまでにないくらいアクセルを踏み込み駆け抜けたけど、ここまで真剣になったのは高校受験以来。
この記事を書いている現在の僕は34歳だから、約20年は生きることに手を抜いていたってことになるから恐ろしい…
だって、特別なことをしなくても「今日と変わらない明日」がやってくると思ってたから。同じように考えていた人って多いんじゃない?
その日常をぶっ壊したのがコロナだ。
まるで壁に守られてて平和がずっと続くと思っていたのに、ある日突然超大型巨人に壁を破壊されて自分たちの世界の脆さを思い知らされるという進撃の巨人のような展開。
自分の命は自分で守らなくてはいけないと思い知らされた人類。
こうして僕の戦いの火蓋が切って落とされた。
僕なりの新しい世界で生き残るために挑戦したカテゴリを「健康」「時間」「お金」「人間関係」という要素に分解して振り返ってみる。
今回は「健康」、特に食事について。
食べることは生きることそのもの。食生活の改善が僕の人生に与えたインパクトは衝撃的だった。
僕の行動は極端だけど、これから自分の可能性の扉を開けたいという人には参考になるんじゃないかと思う。何かを始めるのに遅すぎるなんてことは絶対にない。
ぜひ最後まで読んでみて欲しい。
健康【肉体的にも精神的にもストレスがほぼ解消できた】

2020年はこれまで抱えていた慢性疲労や睡眠障害を根こそぎ解決できた。これだけ自分の健康状態が良いのは小学生以来。
もちろん、何もせずにある日突然自分の本来のポテンシャルが全開になったとか夢のような話じゃない。
健康に関するドキュメンタリー、YouTube、書籍、ブログなど手に入る情報を愚直に検証知まくった結果でしかない。
今までは「時間がない」と言い訳をしていたけど、コロナのおかげでその言い訳はできなくなったから行動する時が来たって感じ。
行動を起こす人は少数派だし、今から調べたりするのは正直面倒くさいと思うから健康状態を改善する方法とその効果をダイジェストで紹介する。詳しくは後日深堀り。
菜食になった【食肉を食べなくても元気に生きていける】
一番の変化は菜食になったことで、その効果は凄まじいとしか言いようがない。
菜食で感じた変化は次の通り。
- 風邪をひかなくなった
- 肉体の疲労を感じない
- 翌日に疲れが残らない
- 気分が穏やかになった
もちろん、自然にある日「そうだ、肉を食べるのをやめよう!生き物の命を奪うことは良くない!」と悟りを開いたわけじゃない。
理由はシンプル。
お金だ。
僕はドラッグストアで働いているが、訪日観光客をアテにしたビジネスモデルに舵をきっていたので鎖国状態になってからは閉店ラッシュ。
僕が働いている店は閉店は免れたが、営業時間は短縮された。ちなみに閉店した店のスタッフがどうなったかは知らないし、怖くて調べてもいない。
明日自分の働いている店が閉店するかもしれないと思うと真っ先に考えたのは節約。お金が全てじゃないのは分かっているけど、お金がないと生きてはいけないのは事実。
だから肉を食べるのをやめた。俗物だろ?
普段から安くて量も多い業務用スーパーの鶏肉を買ってたけど、1週間で1000円くらいはする。鶏肉を食べるのはタンパク質を摂取するため。
もっとコスパのいい手段はないのか?と必死に考えた。
「そのくらいの支出をケチケチするなよ」と思われそうだけど、僕は凝り性で一度やり始めたら止められない。
そして最高の代替案を見つけた。
大豆だ。
近所のドンキでなら木綿豆腐300gが30円くらいで売っている。これでタンパク質は25gくらいは摂取できる。低脂質高タンパクのお手本みたいな食材だ。何より安い!
毎日食べても1週間で300円もしない。まさかの70%以上のコストダウンに震えた。
これに気を良くしてからは肉を食べる意味って何なんだ?と考えるようになった。
肉を食べないとエネルギーが湧いてこないとずっと思い込んでいたのに、肉を食べるのを辞めた途端に元気になった。
オンボロで錆びまくっていた車庫に眠っていたフェラーリをレストアしてかつての輝きを取り戻してエンジン全開でご機嫌に爆走してるのを想像してみて欲しい。
クールでしょ?
これは僕だけじゃなくて菜食に切り替えた人の多くが経験してることで珍しくも何ともない。
具体的に僕は本業をこなすだけで肉体的にも精神的にも限界で回復するのに一日のほとんどを使ってた。でも、肉を食べなくなってからは消耗することがなくなった。
代わりに手に入れたのは「人生を楽しむ時間」だ。
詳しくは別の記事で書くけど、趣味、語学、副業のために毎日8時間以上を使えるようになった。本業の時間以外は寝たきりみたいだったのにね。
そこで肉食についてアレコレ調べてみたら、面白かった。洗脳が解けてぼやけていた視界が急にクリアになったようなイメージ。
他にも大豆以外に毎日欠かさず食べているのはキムチ・納豆・味噌汁・豆乳・オートミールだ。というか、ほぼこれらしか食べていない。
栄養士が見たら卒倒しそうな食事内容だけど、自分史上最高と言える健康状態。あくまでボク個人の意見は「栄養士は嘘をついてる。」
もっと言えば、栄養基準を作った団体に作為的なものを感じる。
理想的な食生活のハードルを上げれば、当然毎日の食生活では補えない栄養素とか出てくる。となると出てくるのはサプリメントやトクホだ。
これで喜ぶのは誰?
答えは製薬会社やサプリメントを販売している会社。
医薬品やサプリメントが悪とは言わないし僕も使ってる。けど、儲かるためにかれらがどういうマーケティングをしかけているのかは理解しておいたほうがいい気がする。
菜食の著名人【肉を食べるのは時代遅れかもしれない】
菜食というと「ちょっと変わった意識が高い人」と思われそうだけど、時代は菜食がスタンダードになりつつあると思う。
菜食のイメージをポジティブにしたいので何名か菜食の著名人を紹介。
- 市川海老蔵(歌舞伎役者)
- 中田敦彦(エンターテイナー)
- 庵野秀明(映画監督)
- ルイス・ハミルトン(F1ドライバー)
結構偏りがあるけど、僕の趣味です。
一番衝撃だったのはルイス・ハミルトンが菜食だったこと。F1ドライバーなんて過酷な仕事をしている彼の圧倒的なパフォーマンスを支える食事は肉ではない。
だとしたら「肉を食べるメリットは?」って考えさせられた。肉を食べること=強くなることだとずっと思い込んでいたから。
ただ各界のエースが徐々に菜食にシフトしている事実を知ると、これはどうやら単なる思い込みの可能性が高い。
ここにも食肉業界のズルいマーケティングが絡んでいるのは言うまでもない。
菜食のメリットと肉食のデメリットが分かるおすすめ映画
菜食のメリットを知るなら観ておきたい映画は「ゲームチェンジャー:スポーツ栄養学の真実」
ネットフリックスで見放題で、今までの「強くなりたければ肉を食え!」を正面から殴り倒すパワフルなドキュメンタリー。
肉を食うことのデメリットを菜食の人と比較してて面白い。
サンプル数は限られててデータとしては弱いと思う人もいるかもしれないけど、出てくるアスリートたちが叩きだしてるパフォーマンスは事実だ。
どう解釈するかはあなた次第。
食肉になる家畜たちの残酷な現実を教えてくれるのは「フード・インク」
スーパーで当たり前のように見かける食肉。だけど、彼らがどこからやってきて、どうやって育てられたかについては僕たちはほとんど知らない。
それは巧妙に隠されているから。
その見えないカーテンの向こう側を暴露したのが「フード・インク」
食肉のために育てられる家畜は生まれた瞬間から人間に食われるために育てられる、それも非人道的に工業製品のように。
行き過ぎた資本主義についても考えさせられる映画で価値観が変わると思う。
お次はファストフードを食べるのは死に向かっての全力疾走だと思い知らされる「スーパーサイズ・ミー」
街を歩けば都市部では見かけないほが難しいファストフード店。頭では身体に良くないから食べないほうがいいとは分かっている。だけど、やめられない…
それはまだあなたがファストフードの本当の恐ろしさを知らないからだ。
ファストフードが一時の快楽と引き換えにあなたの健康を奪っていく悪魔だと知れば食べる気は失せる。
ためしに毎日ファストフードを食べてみればいい。ファストフードの問題が無視できるものならば体調を崩すことはないはずだ。
そんなことしない?
やったクレイジーなヤツがいる。それがこの作品の監督であるモーガン・スパーロックだ。
健康になりたいなら身体に良くないものを食べないようにするのは本当に効果がある。だから健康になりたければファストフードは食べないほうがいい、絶対に。
ファストフードをついつい食べては後悔する人にはおすすめ。ちなみに第二作として「ホーリーチキン」もあってこちらも面白い。
食品業界の闇のマーケティングを知ることができます。
最後は「甘くない砂糖の話」
タイトルが秀逸だけど、砂糖のヤバさを知らしめるために主人公は砂糖を摂取しまくる。スーパーサイズ・ミーのモーガン・スパーロックといい頭がおかしい。
だけど、そんな狂った人が持ち帰ったデータには価値がある。
タイトルから分かる通り、結論は「砂糖は身体によくない、それもかなり」って感じ。
詳しくは本編を見て欲しいけど、主人公の脳と内臓は砂糖をとればとるほど正常には機能しなくなっていった。廃人一直線だ。
観ていて「もういいよ!」と叫びたくなるほどだった。だって、別に無理して砂糖を食べてるわけじゃない。
現代人にとっては当たり前の食品を食べてるだけだったから…
「自分はそんなに砂糖を食べてないから大丈夫」と思うかもしれないだろうけど、食品業界はそんない甘くない。健康そうなパッケージに白い悪魔を驚くほど上手に潜ませてる。
まるで麻薬を売りさばく売人のように。
一度中毒になってしまえば、それなしでは生きていけなくなる。砂糖も同じだ。
「ゲームチェンジャー:スポーツ栄養学の真実」はネットフリックスで、他はAmazonプライムビデオで観られるから「今年こそは健康になりたい!」と何回も思っては挫折してる人にはぜひ観て欲しい。
健康になるのにお金はかからないと分かるはず。
まとめ【健康的な食生活はシンプルでお金もかからない】

世間一般的に言われているような理想的な食生活ってハードルが高いと思う。誰があんなパーフェクトな食生活を毎日送れるんだ?
そもそも現代の食生活になってから人類は不健康になっていった。
だったら可能な限り現代的すぎる食生活の要素を排除すれば、本来の人体が求める食生活にマッチすると思う。アレコレ余計なことをするから調子が狂うんだ。
可能な限り肉・魚・卵・乳製品は食べないほうが調子がいいし、砂糖まみれの加工食品もドラッグと変わらない。
嘘だと思うなら1週間くらいこれらの量を減らすだけでも自分の頭と身体のパフォーマンスの変化に驚くと思う。
僕がそうだった。
食品業界に金を巻き上げられた上に、健康まで差し出して、最後は世界一高いベッドである病院のベッドで眠りたいなら今の食生活を続けることをおすすめします。
それが嫌なら、食べるものをシンプルにするのが一番の解決策。